キャンプをする時にとても大切と言われている道具があります。
そう!ペグです。
しかしキャンプ初心者とっては、ペグなんかの他に欲しいキャンプ道具が沢山有るので、中々手の出せないアイテムですよね。
なんて言ったってペグって地味ですから。
私自身もキャンプを初めて5年になりますが、未だにテントの付属で付いてくる頼りないペグと、100均で購入したゴムハンマーを愛用してきました。
そして、普段、整備された芝のキャンプ場に行く私は、付属のペグとゴムハンマーで困ったことはありませんでした。
そりゃもちろん地面が固くてペグがひん曲がったりしたことはありましたが、強風で抜けたりしたことはありません。
そんな厳しい環境でキャンプしませんからね。
しかし先日友人とのグループキャンプで痛感しました。
ソリステとペグハンマーの威力を。
こりゃ快適度がぜんぜん違う!ということで、なるべく低コストで快適キャンプになるよう ペグセット を購入したので紹介します。
エリステことエリッゼステーク
まずは定番の鍛造ペグです。
有名なのはスノーピークのソリッドステーク。通称ソリステ。
岩をも砕く?とかいわれてるくらい強力なペグです。
私が購入したのは、そのソリステと双璧をなす人気のエリッゼステークことエリステ。
村の鍛冶屋さんから発売されている強力なペグです。
強いだけでなく楕円形をしていて簡単には抜けません。
メイド・イン・ジャパンの文字が刻印されています。
スノーピークのソリステではなくエリステを選んだ理由は、少し安いから。
レビューを見ても性能的には十分。
安いに越したことはありません。
長さは28センチを選びました。
もう一つ短いサイズの18センチとも迷いましたが、価格差も殆どなかったので28センチに決定。
このペグは、タープのメインポールなどテンションの強くかかる部分に使用します。
キャンプに持っていくすべてのペグをエリステにできれば最高なんでしょうが、重いし嵩張るし、何より価格がネックです。
もっと長い38センチもありますが、さすがにそこまで必要な気がしません。
ペグは長ければ長いほど保持力が高く、抜けにくくなりますが、長いペグは重く嵩張りますし、私の経験上、超過酷な環境下でキャンプをしないのであれば28センチで十分です。
安いY字ペグ
もう一つ購入したのは、ジュラルミン製の強くて軽いペグです。
さらにV字でなくY字なので強度もUP。
断面は下の写真のようになっています。
また、ヘッド部分にはペグを抜く時に便利な紐がついています。
先っちょはトガッていて刺さり具合が良さそう。
Amazonでのレビューも高評価です。
1本100円位で買えるのでお財布にも優しい。
ゴールドの他にも赤などもあります。
色によって価格も少し違います。
このY字ペグはテントの張り縄で使用します。
ペグハンマー
最後にペグハンマーです。
このハンマーは収納袋まで付いてスノーピークのペグハンマーの約半額。
エリステのような最強ペグを買ったら、ペグを引き抜くためにこのようなペグハンマーがあると便利です。
というか無いと抜くのが超大変です。
数百円高い、ハンマーの頭の部分が銅製のものもありますが、わたしは安いスチールヘッドのものを選びました。
銅の頭のほうが打音が少なかったり、打感が柔らかいそうです。
しかし、何年か使うと銅は柔らかいので頭が潰れてきますので交換が必要です。
打ち心地が良くても交換するなんて面倒なので安いスチールで十分です。
柄の部分にはメーカー名の『V&W』の刻印が。
お世辞にもキレイとは言えません。
持ちての部分の底も写真のように汚いです。
しかし、性能としては十分ではないでしょうか?
ペグが打ち込めればいいのです。
今まで持っていた100均で買ったゴム製のハンマーは、子どものお手伝い用にして、今後はこのハンマーを使おうと思います。
もちろん、キャンプ以外の日曜大工でも使用可能。
まとめ
以上今回購入したのは、ペグが8本+10本の18本。
そしてペグハンマーにエリステとY字ペグをしまうことの出来る収納袋まで付いて総額6,000円強。
すべて最強の鋳物のペグと高級ハンマーを買うのが一番快適にキャンプをすることが出来るのかもしれませんが、適材適所で道具を選ぶことによって出費を最小限に抑えて快適にキャンプをすることが出来るのではないでしょうか?
強い力がかかる部分は信頼できるエリステ。
テントの張り縄などは、軽くて安いジュラルミンのY字ペグ。
ハンマーは無名ブランドの収納袋付きハンマー。
■おすすめの ペグセット
一通りのキャンプ道具を揃えたら、もう少し出費してペグ一式を買い換えてみてはいかがでしょうか?
テントやタープに付属のペグとハンマーよりも一段レベルアップしたキャンプが出来ることでしょう。
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