夏になり屋上でBBQやプールを楽しむ機会が増える日々。
屋上の階段スペースに、どんどん物が増えていきます。
しかし屋上スペースの収納はゼロ。
写真のように足の踏み場のない状況に陥っていました。
階段の吹き抜け部分に棚を作りたいとずっと思っていましたが、今回ようやく重い腰をあげて棚を作成。
とても簡単にできたので、同じような悩みの方に参考になればと、階段の吹き抜け部分に棚をDIYした方法を紹介いたします。
用意するもの
なるべくお金をかけずに棚を作るために、今回用意した材料と道具をまずは紹介します。
材料
今回ホームセンターで用意した材料は下記三点。
OSB合板
棚の材料は安くてコンパネよりは曲げに強そうなOSB12mmにしました。
ホームセンターで仕上がりの寸法にカットしてもらっても1,500円くらいです。
仕上がり寸法は750×1350mm。
2×4(ツーバイフォー)材
棚受けに2×4材を2本購入しました。
こちらはノコギリで簡単に切ることができました。
ビス
ビスは4.5×90の半ねじを購入しました。
短すぎても不安なので
- 2×4材の38mm
- 石膏ボード24mm(12mm×2枚)
でも下地にしっかり固定できる気持ち長めのビスを用意しました。
道具
道具は今回新しく購入せずに家にあるもので棚を作ることができました。
インパクトドライバー
アイリスオーヤマの激安インパクトドライバーですが、これで十分。
手回しではキツイと思います。
引っ越してから本当に買ってよかったアイテムです。
メジャーと下地どこ太
新卒でリフォーム会社で働いていた経験が生きました。
下地を探す下地どこ太はマグネット付きタイプをおすすめします。
ノコギリ
キャンプ用で持っていたノコギリを使いました。
2×4材は切りやすいので100均のノコギリでOK。
ホームセンターでカットしてもらっても安いのでお願いしちゃうのもありだと思います。
棚の作り方
それでは順番に棚を作成した手順を紹介します。
下地探し
まずはビスが固定できる下地の位置を探します。
この作業が超重要です。
マグネット付きの下地どこ太くんで、すでに打ってあるビスの位置を探して写真のようにマスキングテープなどで印をつけていきます。
ビスがある縦のラインには石膏ボードの裏に木の下地が入っているので、ビスを固定することができます。
石膏ボードだけではビスを固定することはできません。
必ず石膏ボードの裏側にある木の下地を探して、その位置にビスを打つ必要があります。
打ってあるビスの位置にマークをしたら、その縦のラインに下地どこ太くんを刺して奥まで刺さらないことを確認しましょう。
(奥まで刺さらなければ、石膏ボードの裏側に木材の下地があり、ビスが固定できます。)
棚受けの固定
下地の入っている箇所をチェックしたら、2×4材にビス止めする位置を測って下穴を空けます。
今回は写真のように2本ずつビスで止めました。
奥さんに抑えるのを手伝ってもらって、ビス止め完了です。
我が家の場合は特に脚立がなくても作業できました。
左右両方に棚受け材を打たずに、片方は笠木の上に棚板を設置する案もありましたが、仕上がりの綺麗さを優先して左右に棚受け材を打ちました。
笠木の上まで棚板を持ってきたほうが、強度的にもスペース的にも作業的にも優位なのでどちらを優先するかは好みで選びましょう。
水平のチェック
全てのビスを打ち込む前に、棚板を乗せて水平のチェックをします。
レーザーポインターや水平器を持っていなかったので、メジャーで測って棚受け材を打ちました。
写真のようにビー玉を置いて、ザックリと水平に打てていることを確認してから、ビスを本締めしました。
完成写真
壁にビスを打ち込む恐怖にさえ打ち勝てばあっという間に棚板の完成です。
階段の下から見上げるとこんな具合。
思い描いた通りの棚を完成することができました。
まとめ
強度的に大丈夫なのかといった不安は残りますが、手で押した感じではとても頑丈に作られていて、全く問題なさそうです。
3,000円程度で屋上塔屋の階段吹き抜け部分の収納力が大幅にアップしました。
写真のように椅子やらテーブルやら炉端焼き器、プール用品などを置くことができます。
まだ棚上部のスペースがうまく活用できていないので、今後メタルラックやカラーボックスなんかを棚の上に置くことを検討中です。
とても簡単に安くできるので、階段上のスペースを有効活用してみたい人は、ぜひチャレンジしてっみてください。
ポイントは下地の位置をしっかり探して、ビスがしっかり効くところに打ち込むことです。
石膏ボードにビスは固定できません。
DIYはくれぐれも自己責任でお願いします。
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