この度、テントを新しく買いました!
購入したのはファミキャンに特にオススメとの噂の2ルームテント。
(2ルームテントとはテントとタープが一つにまとまっているテントです。)
実は本当はおしゃれな三角形のワンポールテントのサーカスTCとかを私も買いたかったんです。
しかしファミキャンには不適切。
2ルームこそオススメ!
私はファミキャンにオススメのコールマンの『 タフスクリーン2ルームハウス (バーガンディ)』を購入したので紹介させていただきます。
ラウンドスクリーンとタフスクリーン2ルームハウスの違い
まず2ルームテントを買おうと調べてみると、価格の高さに驚きます。
10万超えは当たり前。
そんな中、リーズナブルな2ルームテントとしてたどり着くのが、王道コールマンのラウンドスクリーン2ルームハウスとタフスクリーン2ルームハウスです。
約1万円程度、ラウンドスクリーンの方が安いです。
どちらにしようか悩む方も多いと思いますが、オススメは断然タフスクリーン2ルームハウスです。
それでは違いをチェックしていきましょう。
1.デザインはほとんど一緒でベンチレーションが少し違う
デザインは大きく変わりません。
大きさも一緒。
こちらがラウンドスクリーン2ルームハウス↓
こちらがタフスクリーン2ルームハウスです↓
物凄く似ています。
ベンチレーション(空気を循環させる機能)の数や構造が少し違います。
もちろん価格の高いタフシリーズの方が優れています。
キャンプは蒸し暑い時期にすることが多いと思うので、この空気を循環させる仕組みは実はとても大切なんです。
画像:コールマンHP
下から空気を入れて上から出す。って感じです。
その他、3面キャノピー(入口のところを跳ね上げて庇にできる)や、テント部分にはスカート(外からの冷気を遮断するために下の周りについているヒラヒラ)が付いていないことは共通しています。
2.ポールが違うから重さが違う
当たり前ですが、2ルームテントは大きくて重たいです。
タフスクリーン2ルームハウスが16キロ、ラウンドスクリーン2ルームハウスは20キロ。
その差4キロです。
車でのオートキャンプなので重さは正直あまり関係ないですが、軽いに越したことないですね。
重さの違いはポールの種類によるものです。
タフスクリーンの方がアルミ合金、ラウンドスクリーンの方がスチールです。
私は軽いってだけでなく、アルミ合金の方が銀色で見た目がカッコいいのと、つなぎ目がなめらかな気がするので好きです。
設営の時にポールを通す時、つっかえることなくスムーズに通すことが出来ました。
テントの生地の素材はどちらも一緒です。
3.アシストグリップの有無
画像:コールマンHP
2017年モデルのタフスクリーンシリーズには『 アシストグリップ 』という新機能が付いています。
これ便利でした。
ポールの先っちょにピンを差し込んでテントを設営するんですが、アシストグリップが付いているので設営中に抜けてしまう心配がありません。
コールマンいわく、一人でも設営できますと。
流石に2ルームは大きいので一人じゃ大変ですが、理屈上出来ると思います。
タフスクリーン2ルームハウス のレビュー
それではタフスクリーン2ルームハウスのレビューです。
今回私が購入したのは秋冬モデルの『 バーガンディ 』カラーのものです。
焼き芋カラーで落ち着いた素敵なテントです。
コールマンであふれかえるテントサイトで、少しでも人と違うものをと思い選びました。
通販で購入したんですが、まずは箱の大きさに驚きました。
ドーン↓
テントを収納する袋もバーガンディカラーです↓
設営方法はコールマンの動画を見れば簡単です。
初めてでも30分位で設営できました。
ポールを通すだけで簡単なので、慣れればもっと早く出来ますね。
空気を循環させる機能
タフスクリーン2ルームハウスには、多くのベンチレーションが付いていて空気を循環させることができます。
高温多湿の日本の気候の事をよく考えています。
テント部分の両サイドには足元から空気を取り入れるもの↓
テント部分の上部には温まった空気を逃がす出口がついています↓
リビングスペースにも上部に空気を逃がす出口がついています↓
インナーテントにもベンチレーション付き
インナーテント(寝る寝室部分)にもベンチレーション(空気を循環するところ)がたくさんついています。
下から空気を取り込んで↓
上から温まった空気を逃がす↓
この他にも前後の出入り口部分もメッシュにすることが出来るので、快適に過ごすことが出来ます。(真夏はどんなテントでも暑いです)
ランタンフックが付いていない
このテントにはランタンフックが付いていません。
ここだけ残念。
リビング部分にも↓
寝室部分にも↓
ランタンフックが付いていません。
コールマンはガソリンやガスのランタンをメインで販売しているので、LEDのランタンを吊るすフックは付いていないんでしょうかね?
我が家のランタンはすべてLEDなので、本当は上から吊るしたいのですが残念。
アウトドアイベントでコールマンブースのお姉さんに聞いたところ、強度の問題でランタンフックがついていないそうです。
ということで、工夫をして付けましょう。
寝室部分の真ん中にランタンフックは付いていませんが、入口上部に引っ掛けられるところがあったので、小さいLEDランタンは吊るせます↓
また、テントの出入り口を巻き上げるときに引っ掛けるところにランタンを吊るすことも可能です↓(重量的にテントが破損する可能性もあるので注意)
後は、リビング部分にランタンスタンドを立てる方法もあります。
三脚タイプでなく一本足タイプのランタンスタンドが、使い勝手がいいのでおすすめです。
参考【レビュー】ユージャックの ハンマーランタンスタンド が超便利
付属のプラペグは使えない
テントの付属で付いてくるプラスチックのペグとハンマーは正直使いづらいです。
ペグとハンマーは別途購入しておくことをオススメします。
参考【キャンプ】おすすめ ペグセット を紹介『エリステ・Y字ペグ・ペグハンマー』
付属の張り縄は白で夜でもそこそこ見やすく、自在もプラスチックでなく金属製でした。
これは満足。
2ルームテントのいいところ
よくファミリーキャンプには2ルームテントがオススメと言われていますが、実際に使ってみた感想です。
特に小さい子どもがいる場合は、超便利だと思います。
開放感がないのがデメリットと言われていますが、3方のキャノピーをあげてフルオープンにすれば、開放感は十分です。
その代わり、下記の2ルームテントとしてのメリットはほとんど無くなってしまいますが。
1.お座敷スタイルで安心
小さい子どもはイスに座らせても落ちます。
イスに登って立ち上がって倒れます。
お座敷スタイルが安心です。
オープンスタイルのタープでも、もちろんお座敷スタイルは可能ですが、2ルームのリビング部分をお座敷にすると超シックリきますね。
寒い時期はスクリーンを締め切って、電源付きサイトでホットカーペットを使ってヌクヌクすることもできます。
2.危険物との隔離
キャンプには炭やら包丁やら危ないものがたくさんありますよね。
そういったものを子どもに使わせて教育をするものキャンプだと思いますが、物の分別もわからない小さい子どもには、まだ危険です。
言い方は悪いですが、2ルームならリビング部分に閉じ込めておくことが出来ます。
危険なものは、スクリーンの外の跳ね上げたキャノピーの下に置いて、子どもが触らないようにすることが出来ます。
3.虫除け
小さい子どもは、蚊に刺されただけでもビックリするくらい腫れます。
メッシュで虫の侵入をある程度防ぐことが出来ます。
虫嫌いのうちの奥さんも大喜びでした。
4.タープを張る手間がない
まだまだ目が離せない小さい子どもがいる場合、なるべくテント設営の時間を短縮したいです。
テントとタープを別々に張るよりも、2ルームテントなら一回で済むので時短です。
子どもがユーチューブ動画に釘付けになっている間にとっとと設営してしまいましょう。
5.閉め切って暖房すれば暖かい
肌寒い春や秋キャンプでも活躍。
電源付きサイトでヒーターやカーペットを持ち込めば、閉め切って中でぬくぬく出来ちゃいます。
ガス機器を使用する際は、一酸化炭素中毒にならないよう注意しましょう。
我が家では安全のため、バーナーを使う際は寒いけどメッシュにしています。
料理は外でやるなり工夫しましょう。
まとめ
以上、私にとって初の2ルームテントであるコールマンのタフスクリーン2ルームハウスをご紹介させていただきました。
(これで3つめのテントです。)
大きくて設営が大変そうでしたが、実際に設営してみると思っていたよりも簡単に設営できたので、初めてファミリーキャンプをする人にも断然オススメ!
慣れれば一人で建てられます。
さすが安心のアウトドア王道メーカー『コールマン』なのでよく考えられています。
アドバイスとしては、このテントを買ったら、2ルームハウス用テントシートセットを購入しておくことをオススメします。
こちらは、寝室部分のテントの下に敷くグラウンドシートと、テントの中に敷くインナーマットのセットになります。
テントの生地を守って長持ちさせたり、テントに付く汚れを防いだり、床からの冷気を遮断したりと持ってていい事ずくめです。
ブルーシートなどでも代用可能ですが、コールマンの2ルームテントは寝室部分が台形になっているので、真四角のブルーシートよりは、専用のもののほうが断然使いやすいです。
特にグラウンドシートの四隅にはテントに止めるフックが付いていて、とても設営しやすかったです。
テントを長く大事に使うためにも一緒に買っておくことをオススメします。
2ルームテントを手に入れて、ぜひ家族でのキャンプを楽しんでみてください!
2020年からはタフスクリーン2ルームハウスMDXが登場。
寝室部分のポールが一本追加されてクロス構造になりより強度がUPしました。
寝室やリビングにもランタンフックが追加されたようなので、今買うなら断然こっちですね。
より大きなLDXというラインナップや遮光性の高いMDX+といった商品もあるので、自分にあったテントを選ぶことができますね。
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