ふるさと納税の返礼品としてキンドリングクラッカーをいただきました。
キンドリングクラッカーは、安全で簡単にパカーンと気持ちよく薪を割ることのできる優れもの。
今までの「薪を割る」という方法とは違う、全く新しい方法で安全に簡単に薪を割ることが出来ます。
実際にキャンプ場で使ってみたので紹介します。
キンドリングクラッカーを購入した理由
私が今回キンドリングクラッカーを購入したのには大きな理由があります。
忘れもしない2021年5月。
上記写真左側のナタで薪割りをしていました。
お酒もたくさん飲んで、手袋もしていなかった私に悲劇が起こりました。
トーンと指先が縦に真っ二つ。
タクシーで山を降り、4針縫いました。
指先は神経が集中しているので、めっちゃ痛かったです。
10ヶ月近く経つ今も痛みが残り、趣味のウクレレは痛くて弾けません。
指が取れなくて本当によかったと感謝しています。
そんな事件から包丁を見るのも怖くなった私。
当然ナタで薪割りなんか出来ません。
そんなとき、以前から存在を知っていたキンドリングクラッカーがふるさと納税の返礼品であることを知り、購入に至りました。
なぜ薪割りが必要か?
キャンプ場で売られている薪は、ある程度の大きさに割られて販売されていることがほとんどです。
そのままでも使えないことはないのですが、焚き火のスタート時は、太いままだとなかなか火が付きません。
そんな時に、薪をさらに細かく割って火の付きやすい焚きつけ用の薪を作ってあげる必要があります。
焚き火の最初に火が大きくなるまでに必要な量があればいいので、全ての薪を細かく割る必要はありません。
むしろ細い薪は、火持ちの時間が短いです。
- 最初→細い薪
- 火が付いたら→太い薪
といった具合になります。
キンドリングクラッカーの紹介
キンドリングクラッカーはニュージーランドの13歳の女の子が薪割りをするお母さんのケガを心配して発明した商品です。
天才ですね。
もう少し早く買っていれば、私の指も無事だったでしょう。
エーラ・ハッチンソン
壮大な自然に囲まれたニュージーランド・タラネキ地方。
13歳の若き発明家、エーラ・ハッチンソンは、斧で焚き付けを作るお母さんのケガを心配して、このキンドリングクラッカーを考案しました。
少女の自由な発想が、独創的な焚き付けづくり専用道具となって世に送り出されたのが2013年。この時、エーラ13歳でした。
引用:公式HP
商品の入っている箱です。
SAFER・QUICKER・EASIER
安全に・早く・簡単に!ってことですよねきっと。
「早い・安い・旨い」の牛丼に匹敵するキャッチフレーズ。
大きさは高さが31センチ、直径が19センチ。
ダクタイル鋳鉄で4.8キロあり、持つとずっしり重たいです。
シンプルで無骨な感じがかっこいいです。
真上から見た写真です。
輪っかの内側は17センチ位で、公式HPによれば、薪は太さ14cmまで、長さ25~50cmに対応しているようです。
キャンプ場で売っている薪はある程度分割されて売ってるので十分大丈夫サイズです。
丸太そのまま行くような人向けに大きなサイズも売っていますが、こちらはキャンプには必要ないと思います。
一緒に買いたいもの
一緒に買いたいものは、重いハンマーです。
キャンプをする人は、ペグを打ち込む用のハンマーを持っていると思いますが、だいたい600グラムくらいのものが多いみたいです。
ペグハンマーでも薪が割れないことはないのですが、ずっしり重たいハンマーのほうが薪が簡単に割れて気持ちがいいです。
思い切り打ち込む必要もないので、より安全とも言えます。
私が購入したのは、WORKPROというところの1.36kgのハンマー。
持ってみるとかなりズッシリ。
しっかりした作りだと思います。
アマゾンで調べてみると1000円ちょっとで他にも色々売ってるので、好みの重めのハンマーを合わせて購入しておきましょう。
実際に薪を割ってみた感想
さて、そんな指に大怪我を負ってから数ヶ月。
キンドリングクラッカーを買って初めてのキャンプに行ってまいりました。
使い方は簡単。
写真のように刃の上に薪を置き、上からハンマーで叩くだけ。
本当に「SAFER・QUICKER・EASIER」です。
最初のセッティングだけしてあげれば、5歳の子供でも薪を割れます。
めっちゃ楽しそうで、焚き付け用の小さな薪づくりが止まりませんでした。
キンドリングクラッカーがあれば、お手伝いできることも増えるので、小さな子供連れのファミリーキャンパーにもおすすめできますね。
弱点としては、節がある薪は、節の部分が固くてうまく割ることが出来ません。
節のある薪は、割らずにそのまま使いましょう。
台座は必要か?
キンドリングクラッカーの下の部分には、土台に固定するためのビス穴が空いています。
平らな木材に固定して使うようになっているのですが、キャンプで使うには固定する必要はないと思います。
一方コンクリートの上でキンドリングクラッカーを使うときは、振動が凄そうなので、台座に固定したほうがいいかと思います。
キャンプ場の土や芝生の上であれば、固定せずに使っても全く不具合感じませんでした。
まとめ
以上、指の負傷から購入に至ったキンドリングクラッカーを紹介させていただきました。
定価は16,500円ですが、アマゾンでは13,000円ほどで売られています。(2022.2.12時点)
アマゾンを見るとパチもんがかなり安いお値段で売られてますが、こちらは特許商品。
特許第6370306号。
お母さんのためにキンドリングクラッカーを考えた、エーラ・ハッチンソンちゃんのためにも正規品を買いたいですよね。
車に積み込むときにスペースは使うんですが、隙間にものを詰められるので、意外と容量は取らない点もポイントが高いです。
ぜひお試しください。
迷っている方はふるさと納税の返礼品として選んでみてはいかがでしょうか。
無くなる前にお早めに!
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